akiee piano blog

40代ピアノ愛好家の自作曲紹介、音楽ネタ。それ以外も。

ピアノ、昨年と今年の抱負。珍しく長いので、ピアノオタク向け!

前回はアニメネタ、支持あり、お叱りありでした。
というより、文体にも問題ありとのツッコミも
ありましたが…。
もう、ほんと、アニメに触れるのはやめようかなと思ったのですが、Jr.が日常系といわれる
アニメのファンでして、やっぱり、そのことは
登場してしまうと思います。
明日は初アニメイト

さて、新年の抱負、私ものってみます。
エントリーはしません。
なんでって、ピアノの抱負です。くくりが狭すぎなので、この小さな世界の中で叫ぶまでです。


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一昨年の11月から、ピアノを習い始めて、
去年の11月に発表会を終えるまで、取り組んだ曲を順番に挙げると…

ベートーベン ピアノソナタ 悲愴第3楽章

ドビュッシー アラベスクNo.1

平井 康三郎 幻想曲 さくらさくら

の4曲でした。その時に掲げた目標は全曲暗譜で
仕上げて、自分のレパートリーにするでした。

大人になって、真剣に師事について、取り組むようになって気付いたのは、できなくなったことと、
できるようになったことが格段に変わってきたことでした。

ピアノ教室に通ってみたいと思ったきっかけは、
Jr.のピアノの発表会で、悲愴第3楽章を弾いている方をみて、あろうことか、私ならもっと素敵に弾けるわ!と闘志を燃やしたことでした。

アホですね。
取り組んでみたものの、一人でははかどらず、
でもって、やはり、生ピアノにも触りたくて、
ピアノ教室HPにアクセスしたのでした。
私の労働ほぼ一日分、自分へのご褒美に回させてもらうぜ、者共よ、わかったか!的ニュアンスのことを家族には言って。

習い始めて、速いパッセージの動かなさに、
とてもがっかりしました。
若い頃は自分は駄目だ駄目だと思っていたけれど、これくらいは普通にこなしていたのに。
それも、先生も承知しているのか、その点においては、あまり、掘りさげず、レッスンは進みました。

しかし、駄目なことばかりではなく、若い頃に
比べて、とても暗譜が得意になっていました。

私の場合は、よし、今日から頭に入れようと決めなければできません。
何度も弾いているうちに知らずになんていうのは
まずないです。
その、作業スピードが格段に速くなったし、浸透率、定着率が上がりました。

それは、おそらく、ここに至るまでに様々な
ジャンルの音楽に触れたからではないかと
思います。

ピアノからドロップアウトしたあとも、結局は
音楽サークルに入って、写譜をしたり、スコア譜を読んでみたり、ニワカバンドを組んではカンニングしまくりコード弾きをやってみたり、いざっという時の為にピアノ曲を2~3曲は常にインプットしておいたり…ということが、今に繋がったのかなと
分析しています。

こおいうの、マウンティングっていうのでしょうか…。
まあ、いいや。

あと、ぶっつけでどれだけできるかなんて
いうのも、機会があればやっていました。
出入りが自由なJr.のピアノ教室の発表会のリハステージで、待っている人がいない合間に弾くのが、ある意味、年に一度のオフレコ発表会でした。
これも一因かもしれません。


そんな感じで暗譜で仕上げるを全曲、達成できたかというと、一曲だけできなかったのがあります。

幻想曲さくらさくらです。

幻想曲さくらさくら Sakura Fantasia
↑初めてピアニストの方の動画を張り付けてみました。ほんとはイメージ映像が
良いのだろうけど、この演奏が好みなので…。


カッコいいと思いませんか?舞台を見ているようでもあり、あの千本桜を連想させるようでもあり。作られたのはその前ですが。

これは先生に勧められ、取り組んだのですが、とても手こずりました。
バイエルから始まり、ツェルニーソナチネソナタと進むうちに、西洋音楽の要素で頭も体も凝り固まってしまっているのか、日本の音楽独自の音階に基づいて作られた曲がなかなか覚えられないのです。メロディーラインはいいのですが、左手の構成は凝視しないと弾けない。

そして、この躍動感。苦手な分野。

なんとか、仕上げはしたけれど、見ながら弾いて楽しむ曲ということで、暗譜を諦めました。

でも、この曲のラスト、お琴のように、たたみかけて下降していくところ、凄く気持ちいいんですよ。
ピアノを弾く方なら、是非、チャレンジしてみて
ほしい曲です。新春にもってこいです。

長くなりましたが、暗譜するが昨年の抱負でした。

今年の抱負は美しく、譜面に忠実に弾くです。

昨年は、覚えることに比重を置きすぎて
しまったように思います。
今、取り組んでいる曲は思いもよらないアルペジオの跳躍と、イリュージョンのような指使いと、
混乱に陥る持続音と、鍵盤に吸い付くようなタッチが求められる、もう、やっちまったな大賞な取り組みです。

加えて、ピアノ教室を変えました。
月謝です。5000円以上から以下へ転向です。
母の道楽なので、安いが一番です。

しかし、今度の先生、かなりの情熱家。
あきらめないマインドをお持ちなのが体験で
よくわかりました。ピアノも2台置いてあって、
実演してくれるので、わかりやすい。
グサグサ、メスを入れてもらうのをとても、
楽しみにしています。

ここからは、ブログの今後です。

私は楽しんでブログを書いてきましたが、
不愉快にさせてしまうこともあるんだと
いうことを知りました。

これまで、コメントやスターを頂いたり、
読者を続けて頂いたりした皆様には
とても感謝しています。

謙虚な気持ちで、嬉しかったことも思い出して、
また、記事が書けたらいいなと思っています。

読者登録はいつでも、外してもらって
大丈夫なブログです。

もちろん、待っていてくれたら嬉しいです。