パクチー徒然
少し前、パクチー論争を拝見して、今日もまた別のところでパクチーの話題を目にした。
世間でもパクチーブームは続いているのかな?
お鍋にパクチー盛り放題の店の映像をみたことがある。ハウス栽培のパクチー農家が出荷に追われている映像もみた。
こんなに取り沙汰されるなんて、私が初めてパクチーを知ったときには思っていなかった。
それは、まだ20代の頃。少しの間だけれど、ロイヤルホストでアルバイトをしていた時のことだ。
確か、ちょうど今時期にタイ料理フェアーを催していた。
それまで私はあまり、アジアの料理に興味がなくて、カオックルカピだの、ガイパガイパカオだの、センレックナームだの、初耳だし、覚えにくかった。
どこでもそうだと思うけれど、食事は割り引きで食べられるし、味を聞かれて答えられるようにと、初めてタイ料理を口にした。
それにのっていたのがパクチーだ。
口に入れた瞬間、美味しいと思った。
パクチーの場合、この初めてが好き嫌いを決定付けるのだと今、思う。
なにこれ?なんなの?涼やかな香り、セリみたいな苦味。葉っぱ葉っぱした味。美味しい。好きだ、これ。
フェアー料理は全部、食べ尽くして味は確認したけれど、パクチー食べたさに毎回食べていた。
店で提供するときは、必ず、パクチーをのせるかのせないかをお客様に確認することになっていた。
断る人は少なかった記憶だ。どのみち、そんなにはのっていなかったから、嫌ならよければすむ程度ではあったし、お初だから食べてみようという方もいたのかもしれない。
タイ料理フェアーが今でも開催されているかはわからないけれど、その頃のメニューの一部はグランドメニューに残っているようだ。なんだか、食べたくなってきちゃったな。パクチー。
去年は今時期に種を買って、窓際栽培したっけな。
少しずつ、少しずつ、大切に使って楽しんだ。
アジアンチックな味付けの時以外も、例えば冷奴なんてにものっけたりして。
そうだな、まずは種。次の週末に買いにいこ。
捕捉。
元クルーakieeのロイホのおすすめ。デザートメニューのヨーグルトジャーマニー。ボリューミーなパフェなんですが、使っているアイスがとにかく美味しいんです。でね、ヨーグルトとベリーソースのマッチングがいいんですよ。フルーツも入っててさっぱり感もあって、パフェ好きにはたまらないであろう一品。
その頃はパフェの手順をグラスの下になる方から順番に絵に書いて覚え込んでいました。現場でマニュアルなんて見てたら遅くなりますからね。これすごい豪華だなって思いながら書き、作っては実感していました。
ファミレス界のパフェの王様と今でも思ってます。
あれ?この締めではロイホ徒然ですね(^-^;
単発のお料理記事です。夕食と同時仕込みで毎日続けるお弁当。
うちには、毎日、お弁当を持っていかなければならない中学生がいます。
Jr.は冷凍食品を嫌うくせ者で、私は毎日、オール手作りをしなければなりません。
(なんて、はてなブログではお料理上手な方が多いので、普通のことと言われてしまうかもしれませんね。)
しかし、私は時間にルーズで、どうしてもギリギリまで寝てしまうタイプ。
起きてもすぐにはモチベーションがあがらない。
なので、朝に何もかもするのは無理。
弁当以外にも、洗濯やらなんやらあるし、自分だって身支度しなきゃならないし…。←当たり前とわかっちゃいます。
作りおきなんても注目されていますが、私は三度のめし以外に台所に立ちたくない。
他にやらなきゃならない家事もある。お仕事対策もある。コーヒー飲んでロッテのチョコパイを食べる時間も確保したい。何より、時間が空いたならピアノを弾いて過ごしたい。
そんな、当たり前のことに、いちいち負担感を抱き、趣味に没頭する私が手作り弁当を続けられる理由は、夕飯の支度の時にお弁当のおかずを同時に仕込んでいるからです。
夕食がハンバーグならミニハンバーグをついでに作り、一緒に焼いてから冷凍。二回分くらいの作りおき。
かたまり肉を使う時は、少し切り分けて、晩のおかずを煮たり焼いたりしている間に、パン粉をつけてカツにして数日分冷凍。使う日の朝に揚げる。
マグロの柵から刺身をするときも、少し切り分けて、竜田上げを仕込んでおき、翌朝に揚げる。
ブリの煮付けをする日は調理する前に少し切り分けて塩をふって翌朝焼く。
鶏団子スープを作る時には、その横で揚げ団子を作って冷凍ストック。お弁当には、それを甘いケチャップ煮にしていれる。○○○のミートボール風。
副菜も、煮物を多めに作って、取り分けておかずカップにいくつかとってすぐに冷凍。
こんな具合に、夕食と仕込みを連動させて、作りおきの為の特別な時間を作らないようにしています。
大事なのでもう一度。とくべつなじかんをつくらない。
多少、夕食後まで仕込みが残ってしまうこともありますが、延長ならモチベーションが保てます。
お気に入りお弁当おかずは揚げ餃子なのですが、これも夕食の時に焼き餃子を作る横で、蒸し餃子を調理。タネにニンニクはいれません。
蒸しあがったら、すぐに冷凍して、お弁当には揚げ餃子や焼き餃子などにして使います。
シューマイも人気メニュー。これは、夕食のときにも食べるので、50個位作ります。
蒸してから、数個取り分け冷凍。おかずカップに入れて蒸すとそのままラップできて楽です。(たまった肉汁はこぼします)
お弁当には、それを揚げたり、再度蒸したりして入れます。
ちなみにシューマイを作ると、美味しいお肉のエキスがポタポタと、張ったお水に落ちるので、それに水を足し、がらスープの素を足し、春雨などを入れて中華スープを作ります。ついでの一品ができて一石二鳥です。
もちろん、同時仕込みができない日もあるし、作りおきだけでは埋まらなかったりもするので、ささっとできるものは朝に作ります。
夕食でカットした野菜を取り分けておけば、翌朝、別の品にアレンジして手間なく副菜を作ることもできます。
作りおきと、作りたてで、パターンを色々にして、飽きないようにと思ってます。
毎日、帰宅早々、おいしかったー!と言ってくれるので上手くいってるんだろうと自分を励ましてます。
懇談会で集まると、お弁当大変ですよね~という話題になって、どこのおうちも苦心しているんだなぁと感じます。
朝から揚げ物は大変じゃない?と言われたりもしますが、16センチ位の小さな鍋ですると楽なんですよ~。毎回濾して保管もその鍋でしておけば、すぐに始められます。
むかーし、新聞で小鍋でお弁当揚げ物という記事を読んでから活用してます。
なんてことは、はてなブロガーさんなら、当たり前の知識かな。
そうそう、万能蒸し器もあると便利ですよ♪
うちは、トウモロコシやサツマイモをふかす時にも使っています。
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以上、私には珍しいお料理記事でした。
今年のGWはガッチリ目標達成。
実家に帰ってきてます。といっても、車で片道30分で一泊二日。
特に風情がある場所でもない。
だけど、今回の帰省は心待ちにしていた。
仕事の準備のための勉強をしたかったからだ。
家にいると、家事、雑事をすませてからと思うと、結局、時間が僅かだったり、面倒になったりしてしまう。
それと、ピアノ。
これは、家事をないがしろにしてまで、ついつい触ってしまうのだが、電子ピアノも電化製品故か、ここのとこ調子が悪い。
だから、実家のアップライトが弾きたい。
ベタな曲をリクエストされることが最近増えてきたのでその練習をしたい。
ピアノ教室は、現在は月に一度通っていて、相談をしたら、今、取り組んでいる曲プラス、ベタなものもみてくれるということで、せっせと練習している。
以前は隔週二回30分レッスンだったが、通うのが難しくなり、月一にしてもらい、その分、一時間レッスンを受けている。
それが、とてもいい。
子供のころは、練習してきたか?とか、音を拾うところから一緒にしましょうだったけれど、大人のレッスンは、ある程度弾けているところから高めていくもので、レッスンを受けながら引き上げられていく感じがする。
一時間、繰り返し弾いて、良くなるところと、次回に持ち越すところとあったりして、一人で家で弾いていたのでは気づけないことにメスが入るのが、気持ちいい刺激。もっと刺してくださいと言いたいくらい。
今はフォームの改造も課題で、難航しているけど、それさえもワクワクする。
せっかく、ピアノに向かう時間も長いし、またイントロクイズでもと思ったら、マイ格安スマホはとうとう、動画の録画、再生ができなくなってしまった…。
もう4年目、買い換えかもしれない。
嫌だな。調べたり、考えたり、問い合わせたり、SIM入れ換えたり、本体機種代が最初の2年はかかったり…。
これは、ゴールデンウィーク終わってからで良いや。
GWの目標は、ここまではやっておこうという勉強をすませることと、ベタな曲を一曲、暗譜までもっていくこと。
没頭できるって、サイコー!
あと、もうひとつあった。これは昨日達成した。
ホームベーカリーを使うだ。
一年前、大きな買い物をしたキャンペーンでの頂き物で、ずーっと、手つかずだった。
GWを機にやろうと決めていた。
強力粉、イースト、スキムミルク。今まで家にはなかったものを唱えながら買い揃えた。
夕食のあと、Jr.と手順通りに材料を計り、投入。
翌朝ベーカリーの蓋をワクワク開けると、わーできてる!!と当たり前だけど感動。
できたてパンはふわふわで美味しかった。何にもつけなくてもいいくらい。
写真撮るのを忘れるくらいに。
これからは、毎週末パンを焼こうと思った。
毎日、いい天気。
爽やかな5月の風。
木々の葉が揺れて明るく輝いているのを眺めつつ、ピアノを弾く。
気持ちいいなぁ。サイコー。
境いがわからないもっさもさの庭。
遠い転機をふりかえる
わたしの転機は約20年前のゴールデンウィーク。
大学を卒業して、オフィスワーカーになったものの、お局とうまくやれず、僅か一年でドロップアウト。
嫌われてもしょうがない自分だったと思う。
だから、その人を恨んではいない。未だに怖いだけ。
その後はいつやめてもいいような短期バイトをしながら就職先を探すことにした。
求人雑誌をめくっていると、ゴールデンウィーク限定のリゾートバイトの募集が載っていた。どうせ、連休中は就職活動できないし、面白そうだし行ってみようということで、あまり深く考えず応募した。
説明会&面接会が都内で行われ、大勢の若者が集められた。ほとんどは学生で、私は自分が年を取っている気がして少し決まり悪かった。まだ20代なのに、そんな考えは全くもったいないと今ならわかるけど、その時は、自分は若くないなんて思ってしまった。
面接は感じ良くすすんで、配属先は軽井沢のホテルに決まった。
ホテルに到着すると、そのまま、社員食堂に集められた。
総勢80人くらいはいただろうか。
ホテルのマネージャーがやってきて、レストランの割り振りを発表した。
学生の多くは、洋食バイキングや大型和食レストランへ割り振られた。
そして、ほんの数名の社会人フリーターの我々はフレンチレストランへ回され、そのまま、配属レストランへ散った。
私が行くことになったそこは、別棟で洒落たレストランだった。大丈夫かな?と不安になった。学生時代も多少なりともウエイトレスのバイトはしたことはあるが、そんな気取った感じじゃないし、経験といえるほどでもない。
他の面々も不安で、どうしよう…と小声でもらしていた。
研修内容は、トレーの持ち方、皿を4枚もつ練習から始まる。まぁ、これは予想してた。
だけど、バスケットに入れたパンを掴む練習は想定外。トングではなくて、大きいスプーンとフォークみたいなもの2本を上手いことトングみたいにして掴むのだ。
これが、難しくて、コロコロ転がしまくっていた。
あとは、数字の1から10までと、前菜、魚料理、肉料理、デザートなどをフランス語で暗記。
これを、翌日のディナータイムまで課せられた。
完璧ではないまま、本番を迎え、初日はお客様の前でもパンを転がしている常態だったが、最終日を迎える頃にはだいぶ板についていた。
そして、そのレストランの空気感がとても好きになっていた。
旅先での食事を楽しまれている幸福感とテーブルトークの軽いザワザワ感と、絨毯をパンプスで踏みしめ、さりげなく様子を伺い、タイミングよく次の料理のオーダーを通して、滞りなくお食事を楽しんでもらう充足感。
オフィスワークの頃にこんな気持ちになったことはなかった。まさに、転機との出会いだった。
これはあくまでも私におけること。世間一般を言っているわけではない。
私はこの仕事を気に入り、ホテル側も私を気に入り、そのままそこに住み着き、半年後には正社員になった。
そこで、仕事をするなかで、若い男性客から、かっこいいですね、天職ですね!と言われたことが、
それがお世辞でも、私にとって、決定的な転機になったと思う。
そこで、数年働いたのち地元へ帰ったが、それから今に至るまで、私のお仕事人生は、何らかのサービスを直接に人に提供するものが殆どだ。
向き不向きは人それぞれ。
何がいいなんてことはない。
とはいえ、凄いと感嘆してしまうお仕事をされているかた、クールで頭のいいオフィスワーカーさんも、このはてなブログではいっぱいお見かけして、時に、自分がちっぽけすぎて恥ずかしくなる。ちっともお金持ちになる要素もないから情けなくもなる。
子供が小さいうちは、職種よりも日数や時間の条件を優先したし、休みやすいかどうかも大切だった。
その中でまた小さな転機の積み重ねがあっての今。
遠い昔の転機をふりかえって、明日また、頑張ろって思った。
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いてててな話。苦手なかたはスルーしてね
GW前半、今日が最後。
前二日でやろうと思っていたことをぐうたらして手付かずで、ほんとダメダメ。でも、3食×2日やった自分を誉めてみたりする。あたりまえのことだけど。
数日前、お勤め先のelementary school (←脳内変換してね)
で、張り切って子供たちと校庭で遊んでいたら、肉離れしてしまった。
その時は、ふくらはぎの中でピきっと音がして、これはヤバイやつだと思ったものの、悟られちゃいけないと素知らぬふりして遊びを続行。
仕事をおえ、整形外科を受診して、肉離れと判明。
スポーツ選手がなるもんだと思ってましたと私が言うと、ドクターは
アマチュアもなるよ。中高年のテニスプレーヤーとかよく来るよ。あと、お年寄りはバスを追いかけようと駆け出す瞬間とかにもなるし。まぁ、筋力以上の運動をすると起こるの。そおいうこと。
筋力以上の?あー、なんて、私のふくらはぎは貧弱なんでしょう。ボールを投げようとステップふんだくらいで負傷するなんて…。
もともと、疲労が足にきていて、ふくらはぎに張りを感じていたのもあったかもしれない。
治療は特になく、なるべく安静とのことだった。
湿布は以前、脚を痛めたときのものがたんまりあるのでもらわなかったから、診療代は数百円しか、かからなかった。
そんなわけで足が痛い。意味あるぐうたらなんだ!なんて、言い訳したりして。
治ったら、以前みたいに少し走ってみようかな。
去年の今頃始めたのに、途絶えてしまっている。
読み返してみると、別人のように前向き。
未来の私がこんなことになるなんて。
筋力アップと運動前のストレッチは絶対だね。
痛感。
できないと思うと走りたい。
ドンジャラ!!
同じ大きさの種類違いのものがお行儀よく並んでいると何故かワクワクする。
スターをつけてくださったアイコン。かねがね、ドンジャラのパイが並んでいるみたいと思う。模様色々、個数色々。丸みのある四角。
小学生のころ、よく友達の家でドラえもんのドンジャラをやった。
ご存知のかたも多いと思うけれど、ドンジャラはお子さま番のマージャン。
マージャンはやったことないから、正直類似性はよくわからない。
それは青いパイで、絵柄はメインキャラと秘密の道具なんてがあったりして、見てるだけでワクワクした思い出。角が丸い長方形のフォルムもなんだか好き。
定番の人生ゲーム。お化け屋敷ゲームなど。
自分のとこにはなかったから、友達の家にいく楽しみのひとつだった。
我が家には、世界一周旅行ゲームとチャレンジ2万キロという渋いゲームがあって、これはこれでおもしかろかったし、まぁ、地理の勉強になったかな。
そうそう、ストップひばりくんゲームもあった。
どんな遊びか全然覚えてないけど。
時を経て、母になり子の友達の家にいくと、久々にドンジャラに出会う。
AKB48ドンジャラだ。メンバーがよくわからないので、見分けをつけるのが大変。神セブンで揃えると点が高い。まだ前田敦子ちゃんがいる頃のだった。
これがおもしろくて、うちにもドンジャラほしいと思っていたところ、親戚からお下がりを頂いた。
久々に、今晩勝負した。
↑さあ、どう揃えようかな。
↑捨てたので3つ揃う。ありがち。
↑負けた。相手は好き好きマフラーちゃんという配点が高いのできた。
初戦からやるな~中学生。
↑
30分ほどやって勝てたの2回だけ。
でも、楽しかった。うちにはテレビに繋げるようなゲームはないけれどボードゲームは何種類かある。
憧れの人生ゲームもお化け屋敷ゲームも今はある。子供にかこつけた大人買い。後者に至っては今時は専用アプリを入れると連動したりして楽しさが広がる。
だけども、ちょっと時間がかかるので、何回も繰り返しやる感じではない。
その点、ドンジャラはサクサク勝負がついて、何度もやれる。
ゴールデンウィークは実家にドンジャラをもっていこう。
一週間がんばろう。早くこいこいGW。
週末、想い出オーケストラ
ダッタン人の踊りという曲を知ってますか?
私が初めてこの曲を聞いたのは、まだ中学生か高校生かの頃、某住宅メーカーのCM。
タッタラータラリーララタリラー
という、一番有名なメロディー部分が使われていて、当時、オリエンタルなんて言葉も浮かばなかったけれど、あまり聞き慣れない音の運びがとても印象に残った。
その数年後、これを演奏した。
学生のころ、毎年夏にアマチュアの学生を集めて催されるオケイベントがあって、それに参加した。
オーディション、練習はNHKのスタジオで行われて、本番はNHKホール。指揮者はプロ。
プロ指揮者さんは、最初のうちは、音大の学部では恐らく専攻しない楽器を扱う我々の楽団のことをせせら笑ってる感があった。←遠回し堪忍です。
でも、だんだんと練習を重ねるうちに打ち解けたような空気を感じられるようになった。
最初のうち練習をしてくれた副指揮者さんも、厳しかったけれど、メイン指揮者さんを迎える準備を整えて下さった。
漠然とオケを聞いていた頃はわからなかったけれど、指揮者の仕事の大半はここにあるんだってことが遅ればせながらわかった。
基本的に上手い人の集まりで、総勢70人位はいたかな…。そのなかに埋もれる気持ちよさはなんともいえなかった。ピアノでは、よっぽどじゃない限りそんな経験できない。
私はそんなに上手くはなかったけれど、役員をしていたからスルーだったのが自慢にはならない所。
本番間近の決起飲み会では、先生も上機嫌ですっかり学生に打ち解けていた。
本番を迎えた日、NHKホールのどこから舞台裏に入ったのか覚えてない。
もし、その頃、スマホを持っていれば舞台裏や楽屋の記録を残していたろうに、何にもない。
唯一、教育テレビで放送されたのを録画したものは持っているが、今みたいと思うのは、始まる前までのこと。練習スタジオの音も聞きたい。
本番、舞台にでると、とても明るかった。客席はとっても広かった。拍手はパチパチじゃなくて、大粒の雨音みたいだった。
スタジオのときよりは響きを感じにくかった。それは客席に向かって飛んでいるからかもしれない。
二曲演奏して、ダッタン人の踊りは管やティンパニも入って迫力があった。練習で噛み合わなかった最後が本番でも噛み合わなかった気がするのだが、なんだか、勢いがあったし、先生さすがの指揮ぶりだし、自分の気のせいかもしれない。
一曲目はハーモニーが美しい曲で、楽器の音質にとてもあっていた。
本番を終え、意気揚々と街に繰り出して、109の前で勝手にアンコール演奏をして、先生も浮かれてタクトを振ったあの光景、残しておきたかったな。
後に某ドラマの監修に名があるのをみて、知り合いが有名になった気がして嬉しかった。
華々しい経歴を重ねてこんな我々のこと忘れてしまったかもしれないからね。
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ボロディン:交響曲第2番&中央アジアの草原にて、ダッタン人の踊り(期間生産限定盤)
- アーティスト: ロリス・チェクナヴォリアン(指揮)ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
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