akiee piano blog

40代ピアノ愛好家の自作曲紹介、音楽ネタ。それ以外も。

6月の病?

なんでしょう。ここのところモチベーションがあがらない。
心がからっと晴れる話題とは正反対なので、ノーサンキューなかたはスルーしてくださいね。



週末は大体、なにもしなくてもいい一日がほしいとつくづく思いながら、ルーティーンを後回しにして、午前中がすぐにすぎてしまう。
昼過ぎに洗濯物をやっと干しだす始末…。
今日は土曜日の弁当もさぼってしまい、コンビニに行かせた。たまにはいいよね。だよね。

今の仕事は、やだやだと思うことはないけれど、心への浸透率がだいぶ高い。目の前にしているときと同じくらいに家にいても状況を浮かべてしまう。
反抗期を迎えた子達の攻撃的な態度にポーカーフェイスで応じながらも心は打ちのめされる。
思うに、こいつら!くらいの怒りの感情に転換することも時には必要なのかもしれない。

自分の子供が小学生のときに行った授業参観から感じていたけれど、今時の授業中は賑やか。離れた席どうし会話が飛び交う。まるで、バラエティー番組の雛壇芸人のガヤのように。
我々の頃はシーンとして、手をあげるのも周囲の様子をうかがっていた。この頃の名残なのか、懇談会で、何か質問があるかたと聞かれてもシーン。情けない現状だと思う。
今はみんな手をあげるし、発言が飛び交うし、いい意味で活気はある。大人になっても、意見が言えそうだ。しかし、授業とは全く関係ない会話も飛び交う現状もある。時には口喧嘩に発展さえする。
私の声がけよりも、学級担任の声がけは絶大で、それは最もなこと。
だけれど、聞き入れて静かになるのは一時のことで、ガヤが飛び交う学級に戻る。
私としては、落ち着きがなかったり、何でも声にしてしまう子をフォローしなければというところだけれど、個々による。慕ってくる子はわりかしいいが、反発的である子は難しい。
声の大きさのコントロールということが、その子に備わったどうしようもない性質という可能性もある。攻撃性もしかり。

ゆとりが終わり、毎年のように教育要領が変わり、授業時間が詰まっている。月曜から金曜まできっちりと。多いときは七時間めまである。まるで会社勤めのようだ。
フルタイム勤務から退いている私からみると、子供たちがそれをこなしているだけで快挙に思える。
先生方の仕事の多さ、課題の多さにも愕然とする。
若い頃から目標を掲げて、教師になっていることにも頭が下がる。知識や経験値にも。
今更、自分はそれにはなれないけれども。こんなに子供が好きってことは母になるまで気がつかなかったな。

問題がある子も、問題がないと見える子たちも、大人に対する敬意が少しでも芽生えてくれたらなと思う。それが希薄な時代の空気は大人が作ってしまったのだろうが。
思春期は激しく磨きがかかるとき。一時の過程であってくれたら。

いや、しかし、結局のところ、まだ自分だって磨き終わってない。芯のところは小学生の時分と変わってない。磨いてきたというよりは肉付けしてきた感じだろうか。なんだかそれが剥がれてきてしまったような気がする。それが、モチベーションの低下に繋がっているように思う。

日々の楽しみは夜のピアノ。気づけば一時間はすぐに過ぎる。
剥がれかけた気持ちを接着するのだ。明日も行くぞって気持ちを。遠慮はしないぞって勇気を。
そしてまた、このブログも接着剤なのかもしれないな。

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伝わるかなぁ。紫陽花です。

確実に着実にありたい。

新しいことを始めると、エネルギーの配分がそちらに多く注がれて、そのしわ寄せが今までできていたことに向かうのだろうか。
それが顕著になる出来事が二つ。
大変な失くしものをした。

一つめは、印鑑。提出書類の押し直しがあるかもと持ち歩いていた。というか、ラフにかばんのポッケに入れてそのまま忘れていた。
そういえばと思ったときにはもうなかった。多分、車のキーを出すときにでも引っ掛かって落ちたんだと思う。
あちこち行っているし、どこで落としたかもわからない。一応、警察にもきいた。それほどスタンダードな名字ではないから出てくるかもと思って。
印鑑の忘れ物は膨大にあるということでしばらく待ったがデータの中ではみつからなかった。
銀行に連絡をして、印鑑を止め、窓口で新しく登録。それを3店舗ほど。
この手続きは、思ったよりは大変ではなかったが、もうほとほと自分に呆れた。

それなのに、またやってしまった。
運転免許証がないのだ。
思いあたる節がある。
何かの身分証明の拝見で運転免許を提示したときに、これまたラフにカードスペースではなく、小銭スペースに戻した。それは思い出せる。
そこにレシートがたまり、ろくにみないで一緒に捨ててしまったんじゃないだろうか。
荒れ果てた私の生活。しっかりしろ。

あー、もう、これは免許交付所に行かなくては。
結構、遠い。有休をいよいよ使うときがきたな。すみません、急な用事ができてしまって…。と言わなきゃなぁ…。申請の仕方も聞かなくちゃなぁ。あー。そして、再交付の手数料。あー。

悪いことが続くと、なんだか人生ゲームみたいって思う。
失くしものをして一回休み。おまけに罰金を取られる。
職業ゾーンで医師とかパイロットとかになれてたら、そんなことではびくともしないのだろうか。

いやいや、社会人としても家庭人としてもなっちゃないよ、全く。
転職は何回かしたけれど、ここまで追い付かなくなっているのは初めてかもしれない。
授業の進捗具合をみながら予習をしておかなきゃならない。アプローチの仕方が私の頃とは違うため、即座には応じられないからだ。まずは家で頭をひねる。
自身の子供の事もますます忙しいこの頃だったりもする。時間を作ったり、様々なスケジュールや進路の情報やらが落ち着きなく頭の中をぐるぐる回っている。その状態でお買い物。カオスな財布。

免許を失くしたことは夫には黙っておこうとも思ったが、ここ2日ばかりは可能な時は乗せてもらわなきゃならない。運転できない理由を言うよりない。

あのね、免許証なくしちゃって…。
でもさ、結婚してからこれまで失くさずこれた毎日を評価してほしいなぁ。初めてだからね。
すごいと思わない?

と言ったら、ハハと短く笑っていた。

ちょっと救われた。

それにしても、面倒な仕事を増やしちゃったな。何年ぶりだよ免許センター。

これからは、毎日を確実に着実に。
今度こそ、そうしたいと思った。

シャッシャなのかシューなのか

疑問に思っていることがある。

絵を描くとき、小さい頃はシューッと迷いなく線を描く。ほら、猫ちゃんとか、ブーブーとか。

それが、小学校に入ると、いつのまにかシャッシャッと線を重ねて描くようになる。
この間、高学年の図工の授業をみていて、シャッシしている子が結構いて、いつそれを覚えたんだろうと思った。そういう指導があったのかな。でも、シューの子もいるんだよな…。

なんとなく、シャッシャのほうが上手に描けている雰囲気がするのだけど、シューの子もきっぱりしている感じでそれはそれでいい気もする。

私は算数の授業のように答えが明確な科目は、理解が難しそうにしている子や、集中して授業を受けられない子とかに対して補助に入ったりするのだが、図工については、例えばそこに担任が不在とかなにか理由がある場合に行ったりする。
何もアドバイスできないので、上手だねとか頑張ってるねとかくらいしか言えない。
絵を描いている様子は、普段の勉強のそれとはまた違ったり、描くものに好きが反映されていたり、逆に苦手とするところもみえたりもするから、その子に対する新たな印象が加わったりする。図工の作品はできあがっていようがいまいが、みていて面白いし、その子を知るヒントにもなる。

で、シャッシャとシューの両パターンを目にして、ひとはいつからシャッシャを覚えるのだろうかと疑問がわいた。

うちの娘も、勉強していると思いきや、イラストを描いていることがある。どっちなんだろう?

ねえ、シャッシャっていつから描くようになるの?
学校で教わるの?と聞いてみたら、

教わってないよ。いつからか覚えてない。
シャッシャは下書きのときにぼんやり描くためかな。私はあんまり、シャッシャはしない方だよ。と答えてくれた。

そうか、うん。君はシュー派か。
私はどっちなんだ。考えるとわからなくなる。
自分の利き足がどっちなのか、気にし出すとわからなくなるみたいに。
試しに目の前のペットボトル加湿器をなるべく自然体のつもりで描いてみた。
基本シュー、ところによりシャッシャだった。

デッサンを真剣にやればわかるようになるのかな?

大人とは思えない素朴な疑問だけれど、見栄を張らずに、小学生目線で、投げかけてみる…。

あふれる土産話 ~奈良・京都~

このあいだ、中学生のわが子が2泊3日で修学旅行で奈良、京都へ行ってきた。

初日はクラス別行動で、薬師寺平等院東大寺薬師寺でのお坊さんの説法が参加型でおもしろく、東大寺ではもちろん、鹿煎餅を鹿さんたちにあげたそう。フンフンいってて可愛かったそうな。もうないよのサインは両手を広げて挙げるときいて、やってみたら本当に立ち去って行ったそうな。はしゃいでいる中学生たちが目に浮かぶ。

何度も手直しされた班別行動の計画書の遂行となる2日めは公共バスを乗り継いでの移動。
三十三間堂清水寺錦市場晴明神社、二条城などを回る。
実際、行ってみたら歩いて移動できる距離の所もあったそう。
錦市場では食べ歩きを満喫したそう。トマトがとっても甘くて美味しかったそう。もちろん名物だという卵焼きも食べて、のみ歩き仕様の冷茶も買って、かなり満喫できた様子。羨ましい、ワタシはそこへ行ったことないぞ。

3日めはタクシー観光!
銀閣寺周辺を回ってきたそうな。その銀閣寺がめちゃくちゃ綺麗だったというのが、土産話の第一声だったので、よっぽど心に残ったのだろうな。建物も庭も背景もいい感じだったそうな。
この周遊では、丸益西村屋というお店で友禅染体験をしたそうで、うさぎ柄を施したポーチを持ち帰ってきた。グラデーションが上手と誉められたそうな。
昼食は計画していたお店が混んでいて困っていたところ、運転手さんが有名なお蕎麦さんを教えてくれたそうで、そこで食べたキツネそばがこちらで食べるのとは揚げも違うし、ダシも旨いし、葱はたっぷりだし、七味も食べたことがないような美味しさだったそう。どんなだろう、いいなぁ。

宿での食事を含めて、京野菜がおいしかった!!を何度も織り込んできたので、よっぽどだったのだろうな。

3日間、連絡を取り合わない状況は初めてだった。というのも、旅行へは、個人携帯は持っていかないことになっていたからだ。
その点、ワタシの頃は、宿から公衆電話で、着いたよーって、電話をかけた覚えがある。

だけども、その代わり、三日間、毎日、朝と夕方に学校から様子を伝える一斉メールが送信されてきた。内容は、天気だとか、みんな元気とか、少々お疲れ気味とか、簡単なことだけれど、ちょっとした情報がわかるだけでも、やっぱり嬉しいもの。生徒が読んだおもしろい句ものっていて、楽しんでる様子が伝わってきた。
それを肴にワタシタチはラーメンを食べに行ったのだった。

3日めの夕方、駅まで迎えに行くと、友達もいたからか、おもしろかった、疲れたくらいしか言わなかったけれど、車に乗り込むと土産話が溢れだした。
おかえりメニューはカレーだよというと、今日の昼、カレーうどん食べ損ねたから、ちょうどいい!
と喜んでいた。あるよね、こおいうグッドタイミング。ミリ単位の小さな奇跡。

また京都へ行きたいというので、落ち着いたら、いつか旅行しようと約束した。
できれば、社会人になってから、ワタシを連れていってくれたらなと内心思っているのでありました。

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生菓子。水面の輝き。

なんだかむやみやたらと歌いたい

ここのところ、自分の言葉を思いっきり発する機会が少ない。
気を遣ったり、慮ったりすることが多い。
胸の真ん中あたりに、なにか、モヤモヤした球体があるような感じ。
それをポーンと口から出したい。

歌がいい。
ならカラオケに行けばと言われればそれまでだが、
何を隠そうカラオケはあまり好きじゃない。
演奏の音量とエコーが効いたマイクが好きになれない。
飲み会は基本楽しめるが2次回のカラオケは御免被りたい。
ワタシの歌声はとってもか細いのだ。
アイドル時代の菊池桃子さんのイメージに近い。
マイクまで両手で包み込むように持ってしまいがち。

話声では大きな声を出せるのに、唄うと途端にか細くなる。音程は取れるのだけれども、演奏の音量に負けて、マイク入ってる?と聞かれる度にやっぱりカラオケ嫌いと思う。そして、レパートリーがとっても少ない。
きっちり頭に入っているのは、小学生の頃に聞いた80年代のアイドルソングくらいだ。

学生時代は音楽サークルに入っていたから、生ギターを弾いている横でよく歌をうたった。
ワタシはそれがとっても好きだった。
フォークソング世代ではないけれど、なごり雪とか、当時流行っていたのではプライドとか歌っていた。
もちろん、ただの遊びだけれど。

サークルは軽音系ではなかったものの、当時の仲間がバンドを組んでいて、といっても年に一度、スタジオに集まって音を鳴らすだけのライブをやらないバンドだけれど、2年前、それにおいでよと呼ばれて行った。
もちろん、ワタシはキーボード。コード弾きが少しはできるようになって、その場でまぁまぁ合わせられた。繰り返しや間奏でわからなくなったけど。

雑多なコピーバンドで、フォーク、ポップス、ロック、皆が好きなのを持ちよって鳴らす。一人、音楽系の仕事をしている先輩がバンド譜を書いていて、原譜を簡単なコードに直したりして、思っているよりまとまっているし、あなたいつドラム覚えたの?という後輩がいたり、オレだぜボーカルも健在で、カラオケは嫌だけど、自分たちで作る電気を通した大きい音はなんか気持ちいいと思った。
その中で渡瀬川がレパートリーにあったのだけど、
それはボーカルをとってと言われた。
ハッキリとメロディーがわからないながら、歌ってみたら、苦手なマイクなのに歌いやすかった。
そうか、キーボードを弾いているからだ。
自分で音を取っているし、マイクを持ってない。
よくわからないけど、とっても歌い易いと感じる体勢。
それ以来、渡瀬川を何気に練習しているんだと春に皆で飲んだ時に話すと、俺たちもあれ以来集まってないから、よし、またやろうぜ!となった。目標を夏に設定して。

それまで、まだ間がある。
歌いたい。
生ギターで演奏しくれるカラオケがあったらいいのにな。

今更ながら自己紹介。

今更ながら、少し自己紹介をします。

ワタシは40代半ばのいち女性です。
既婚で中学生の子供が一人います。

教育現場で非常勤として働いています。
趣味はピアノ。
タイトルにしたのは、きっかけがピアノの自作譜を紹介したのが始まりだからです。
最近はちっとも取り組んでいません。スマホを買い換えて動画が撮れるようになったら、アップしたいな~と思ってます。

大勢の子供と関わるなかで、人懐っこい子供たちとは、あっという間に仲良くなれたけれども、関わり方に悩む子も多くて、それに対して足りてないことばかり。それでも、少しの進歩の兆しが、気のせいかもしれないけれど感じられてはいます。ほんと、少しだけど。

先生方との関わりはなかなか。好意的な方からそうではない方まで。そうではない方はワタシがそうさせているんだろうなと思って萎縮しています。前任の人と比べて劣るであろうワタシに憤りを感じているのを痛感する日々です。
それを浴びて落ち込んでますが、明らかにワタシの落ち度。
忙しい先生方の負担になったら本末転倒なので、
何に注意を払うのかを忘れかけてしまったこの頃、また見直さなきゃと思った先週でした。
そしてまた、励ましてくれる先生もいるので、月曜から、めげずに日々を積んでいこう、いこうと繰り返したりしてます。

励みはやっぱり、akieeせんせい!と声をかけてくれる子が増えてきて、また、ちょっとした心の声を聞かせてくれる子もでてきたりして、いるんだぞと認識されてきたこと。学年を終えるまで、卒業を迎えるまで見送れたらなと思っています。

リフレッシュがここのところ上手く図れなくて、ただ、ずるずると家事をこなして休日が終わります。今日もまた。

気持ちを切り替える午後にしたいな…。

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目指すはワトソン?でいいのかな。

ウエディングドレスにうっとり

またひとつ新たなロイヤルウエディングをみた日曜日。

お天気で良かったですよね。
イギリスは晴天率高いのかな?
これが雨だと大分様子が違くなっちゃいますよね。

一番の楽しみはもちろん、ウエディングドレス。誰しもがそうですよね。
車から降りる瞬間、見逃さないぞと釘付けでした。
花嫁が現れる前の参列者のお召し物も、色それぞれ、形も上品。さすがの洗練。ドレスの西洋文化

メーガン妃のウエディングドレス、シンプルでしたね。華美にならずにという姿勢の表れなのかな。すんなりとしたデザインで日の光に白いドレスが輝いてみえました。

毎回、どんなでも素敵って思うのですけどね。
キャサリン妃のエレガントな袖のレース使い、なのに自然体な雰囲気のドレス姿も素敵だったし、ダイアナ妃の時は初めてみたロイヤルウエディングで、ボリュームたっぷりのアイボリーのドレス、物凄く長いベールに子供の頃みとれたのをよく覚えています。

ウエディングドレスが格別に楽しみなのは、やっぱり、元女の子だからなのかな。
フワッとしたドレス、Aラインのドレス、タイトなドレス、どれにもときめいてしまいます。
ちなみにワタシはAラインを選びました。15年以上前の話です。

これからまた、新たなプリンセスの公務のスーツスタイル、ワンピーススタイルを拝見するのも楽しみ。洗練されたファッションの画像はついつい見てしまいます。

外国のロイヤルな方々が好む、シンプルで軽やかなワンピースって素敵だなって思うけど、風でめくれちゃうとか結構ありますよね。
反して、日本のロイヤルスタイルはタイトスタイルが多い。
そのところの配慮をするかしないかもお国柄なのかな。

個人的には裏地のない軽いデザインが着心地が良く好きです。市販のものは、裏地つきが多いので、ネットでそうでないものを探したりしています。
十分過ぎるほどいい大人なので、周りを冷や冷やさせないように気を付けますけどね。

ロイヤルウエディングの話題だった。


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東武ワールドスクウェアで撮ったロイヤルウエディング